top of page

なぜ居合いを始めるに至ったか|無双直伝英信流 錬士七段


(インタビュー)

Q. 居合を始めたきっかけ、年齢などについて聞かせて下さい。


(錬士七段、50代男性剣士)

A. なぜ居合に興味を持ったかの契機は、日々仕事に追われる生活を送っている中、40才を過ぎた頃ふと自分のための時間が持てていないことに気づかされ、何か仕事とは全く違う世界に身を置きたい、という欲求が湧いてきたところから始まっています。


何かしなければ、と漠然と考えていたところ、たまたま日本刀についてのTV番組を見ていて、日本刀の鍛錬場面を目にし、“鉄の塊”から“美しい日本刀”ができるまでの工程の複雑さ、そこに至るまでの先人たちの連綿とした創意工夫の歴史、素直に、凄い!と感じて見入ってしまい、これは世界に類のない文化だ、とその時は、感動した記憶があります。

そして、その同じ番組の一場面に、居合の稽古風景が映し出され、また、“このような重いものを、どうやって扱うのだろう”と、興味がわき始めました。


また、時代劇、時代小説でも必ず出てくる、武器である日本刀が、精神性と表裏一体のように、”魂”と呼ばれるものであることの不思議さも感じていたこともあり、やはり実際に扱ってみないとわからないな、と実際に刀を扱え体験できる場所を探していたところ、縁があって現在の大宮支部村田師範を紹介され、稽古場面を見学に行き、流派の概略や、室町時代からの歴史のある古流居合であることを知り、入門を決めました。


居合道稽古の様子(錬士七段)
居合道稽古の様子(錬士七段)

最新記事

すべて表示

今年の6月で居合を始めて1年になります。私が居合を始めたのは、2年前に出会ったゲームがきっかけでした。そのゲームは「Ghost of Tsushima」という一人の武士を主人公にしたアクションアドベンチャーゲームです。そのゲームで遊んでみて武士という存在に憧れを持ちました。 そこから自分も刀を振ってみたいと思い、色々と探しているうちに居合道に出会いました。その時期は高校の部活も終わり、さらには新型

2020,2021年の2年間、コロナ禍で行われなかった、六段以上(真剣必携)を受審する高段者の審査会「本部称号段位審査会」が、防疫管理をしっかり整えた上で開催されました。 大宮武信会からは7名全員が無事允可されました。 1.本部称号段位審査会 合格、允可 八段 村田阿藍 教士 山ノ内剣士 七段 大石 剣士 六段 信夫剣士、西村剣士、武政剣士、中島剣士 また二日目には、同じく3年ぶりとなる第48回

居合を始めようと思った一番の理由は好きになった漫画の影響でした。 日本だけでなく世界で人気のあの鬼退治の漫画、鬼滅の刃なのですが、年甲斐もなくその世界観にはまっています。 刀を扱うってかっこいいな~やってみたいな~!!という、おそらく他の方に比べるととんでもない理由から居合ができるところを探し始めました。 言い訳程度に真面目な理由も書きますが、 探し始めた当時はコロナ禍で自宅勤務になり、運動不足だ

bottom of page