あっという間に東京大会を終えました。
振り返って見れば9月から正式に稽古を始め、あれよあれよと言う間に10月末の東京大会出場。怒涛の2ヶ月を過ごしました。大会当日まではふと思い出す度に、大丈夫だろうかと緊張した程です。
始まってしまえば、当日は瞬く間に終わってしまったのですが。
いざ初戦、緊張のなか順番待っていると、ふとドキドキと騒がしかった心がシンと静まり、集中力が高まる瞬間がありました。
あまりない不思議な感覚を味わったなあと思います。
また、大会特有のピンと張り詰めた空気の中で見る先輩方の演舞に、大変心を打たれました。居合の魅力を改めて感じることが出来たように思います。
運動したいな、集中出来る事をしたいな、自分に向き合えるものがしたいなと思い始めた居合でしたが、今では居合自体に魅力を感じています。
この2ヶ月必死に向き合えたのは、励まし合い切磋琢磨出来る同期に出会えたこと、先生や先輩方の熱心で丁寧な指導があったこと、そして稽古の雰囲気の良さがあったからでした。
様々な年代の方がいる稽古では、居合の先輩としても人生の先輩としても学ぶ事が多いです。
技を磨くことが、自分を磨くことにも繋がっているのだなと感じています。
普段の生活では得られない貴重な経験が出来ている事に、少し自信をつけられています。
今後も精進し自分を磨いていきたいと思います。
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