居合を初めるにあたって
Q1.費用はどのぐらいかかりますか?
A1.
初期投資>
稽古着、袴、帯一式=通販 \10,000程度(週一使用で数年保つ)
居合刀=\40,000前後
木刀=\2,000程度(ある程度は消耗品の考え方)
大日本居合道連盟加入=\2,000
*色(稽古着)、長さ重さ(刀)に条件があるので、購入前に必ずご相談頂きます。
斡旋、代理購入も可能です。
年会費>
大日本居合道連盟会費=\4,000
英信流会費=\2,000
武信会会報=\1,000
スポーツ保険=\1,000
都度>
週一稽古(体育館利用料)=\500×月4回max.
大会参加費ほか(旅費)
Q2.居合は誰でもできますか?
A2.はいできます。武道経験が無くとも大丈夫です。女性の剣士もおりますから、力の大小は関わりません。
それよりも稽古を出来るだけ欠かさないこと、興味と探求心を維持することが肝要です。
Q3.真剣はいつ持てるようになりますか?
A3.技の錬度や人間性を併せ見て、師範の先生から許可が出て、初めて「真剣探し」が始まります。
大体、段位五段前後の頃合となるようです。
*人を傷つけることが出来てしまう武器でもあるので、それ相応の資格人格が問われます。
行政届出も必要となります。
Q4.普段の稽古の雰囲気はどんな感じですか?
A4.武道ですから一定の礼儀、厳しさは当然あるものの、高圧的なものはありません。
英信流を極めんと真面目に取組む一体感のある雰囲気と、集中力を維持するイメージです。
各々が他人と生きる社会人であることを自覚・前提として、周りを思いやる心を持ちながら、互いに尊重しあう雰囲気を自然と作り上げています。
Q5.道場はどこになりますか?
A5.週によって変わります。武信会は道場を持たないので、各地の体育館や武道場を予約しています。
前月に翌月の稽古場予定を配っていますが、下記施設で行います。
また、場所によって交通の便が悪い方は、最寄の駅での送迎を個人的に行います。
川越、大宮、浦和
Q6.怪我をする心配はありませんか?
A6.真剣では有り得ます。
また、模造刀や木刀でも集中力を欠いたり、いい加減な所作やメンテナンスを怠ればいつか怪我をし、他人も傷つけます。
模造刀や木刀でも武器であることを正しく恐れること、真剣に取り扱うこと、師範の教えに素直に沿うこと、その修練の継続こそが怪我を防ぐことにつながります。
*念の為、スポーツ保険に加入して頂きます。
また、武信会の高段者には理学療法に通じた錬士もおり、ストレッチや柔軟体操はもとより、筋肉や関節の痛みなども相談ができます。
(医術治療を施すものではありません。あくまで個人的助言です。)
Q7.居合に向き不向きはありますか?
A7.他の激しい武道と違って、居合は比較的静かに自身(体、集中力、仮想敵)と対話することが多いです。
英信流居合の形の中で想像力を働かせて、自身の体を使って正しく運剣する、師範や高段者の理想形を追い求めながら自身の錬度を高めていく、そんな姿勢があればどなたにも永く続けられる素養があるものと信じます。
Q8.稽古での着替えはどうしていますか?
A8.男性剣士は道場の端で稽古着に着替えます。女性剣士は施設にあるロッカールームなどを利用しています。
また、稽古終了後にはシャワールームの利用も可能です。(地域の体育館はほぼ無料です)
Q9.居合道段位の取得について教えて下さい
A9.所属する大日本居合道連盟公認の昇段審査を受審できます。
初段から始まり、日頃の稽古の錬度を見て師範が受審を勧めます。高段(伍段以上)になると「剣士指導」の資格「錬士、教士、範士」に向けた研修と受審が行なわれます。
Q10.居合を始める年齢に制限はありますか?
A10.高校生以上(高校生含める)であれば、武信会は受け入れます。中学生以下は筋骨の発達が重い刀での居合鍛錬に十分でないため、受け入れていません。 70代の新剣士もおります。
Q11.女性でも居合道を鍛錬できるでしょうか?
A11.はい、十分可能です。武信会には女性の七段教士がおりますし、他に伍段、四段、初段の女性剣士複数が、長年稽古を続けています。居合道は性別年齢問わず、同じ稽古を長く続けられる武道です。