(インタビュー)
Q. 居合道を始めたきっかけについて教えてください。また、実際に居合を始めてみて、稽古の雰囲気などは如何ですか?
(20代女性剣士)
A. 私が居合を始めようと思ったきっかけは、時代小説でした。
物語の中で刀を抜く彼らは、ひたむきでかっこいい。
何より、揺るがない軸を持っている。
次第に、刀を扱うということは、自分と向き合い鍛えることなのではないかと思うようになり、精神的に成長したかったことも相まって、居合を始めようと決意しました。
とはいえ、武道の経験はなし。学生の頃も文化部だった私にできるだろうかと思いながら、体験に臨みました。
しんとした緊張感。
太刀風の音。
誠実に稽古をしている姿。
直に見て、触れて、「でも、やりたい」という気持ちを再確認し、入門を決めました。
入門してからは、毎回できないことに直面していますが、「できない」ということを先生方が受け止めて教えてくださるので、私自身ができない自分を認めて、稽古に取り組むことができています。
また、休憩時間に先輩方からのアドバイスもあり、皆さんに育ててもらっているので心強いです。
今後も先生方、先輩方と共に稽古を重ね、自分と向き合いながら成長していきたいと思います。
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